今日(16日)の明け方にはその前日に実施された選挙結果の輪郭が事実上表れた中、共に民主党は地域区だけで全議席の過半数を占める勢いに満ちていた。
韓国の選挙管理委員会によると、この日の午前4時30分現在(全国開票率96.7%)全国253か所の選挙区のうち、与党民主党は163か所、最大野党“未来統合党”は84か所でそれぞれ1位を獲得しているという結果が出ている。
比例代表の場合、午前4時30分基準で韓国国営放送の開票結果予測によると、全体47議席のうち、野党 未来統合党の衛星政党である未来韓国党が19席、与党民主党の比例政党である共に市民党が17席などと予想されている。
地域区当選者数と比例政党予想議席数を合わせると、与党(民主党と市民党)は183議席、最大野党(統合党と韓国党)は103席となる。
これにより与党は全300議席のうちの過半数以上を安定的に確保したかたちとなった。
選挙前には“中道層”離脱の可能性が高かった与党民主党であったが、予想もしなかった“コロナ事態”が与党にとっては“味方”として作用したことが、今回の与党圧勝の大きな要因だと分析されている。
今の韓国の「民心」は、与党の“独走”や急進的“改革”を望んでいるのではなく、そのものズバリ“安定”ということに力を注いでくれることを望んでいるという見方が支配的である。
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