兵役特例の孫興ミン　韓国で１９日から基礎軍事訓練

【ソウル聯合ニュース】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する韓国代表の孫興ミン（ソン・フンミン、２７）が２０日、韓国南部・済州島の海兵隊の訓練所に入所する。２０１８年のジャカルタ・アジア大会のＵ－２３（２３歳以下）サッカー男子韓国代表にオーバーエージ枠で加わり、金メダルを獲得して兵役特例の対象となっており、来月８日まで約３週間の基礎軍事訓練を受ける。　サッカー界の世界的スターの入所に国内外の関心が高まっている。ただ、孫は交流サイト（ＳＮＳ）で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため非公開で入所すると表明し、ファンや報道陣に現地訪問を自粛するよう促した。　孫は基礎軍事訓練を受けた後、現役選手としての３４カ月間の活動と５４４時間のボランティア活動を行うことで兵役の義務を果たしたと見なされる。　一方、欧州では新型コロナウイルス感染の拡大が続いており、イングランド・プレミアリーグの再開は無期限延期となっている。