物流倉庫の関連会社代表や役員ら約10人は1日午後3時5分ごろ、事故現場の近くの室内体育館を訪れた。遺族に謝罪の意を伝え、今後の計画を説明するためだ。
しかし、同日の工事関係者らの訪問は、かえって遺族らの恨みだけを膨らませた。誠意のない謝罪だったというのが遺族の大方の見方だ。
代表の1人は「火災事故によって亡くなった勤務者の方や遺族の方々をはじめ、この事故のニュースを聞いて心を痛めたすべての方にお詫び申し上げる。関係機関とともに早期の事故対策が講じられるよう最善を尽くす」と述べた。また別の代表者らも「申し上げる言葉もない。故人の冥福を祈る。遺族や国民に申し訳ない」と述べた。
代表3人はこの日「申し訳ない」という謝罪以外、後対策や補償などについては一切言及しなかった。
遺族はこれに対して「事故対策を設けるというが、具体的にどうするのか。 説明してほしい」とし「謝罪発言の中で“補償”という言葉は一言もなかった。どのように最善を尽くすというのか」と抗議。
また別の遺族は事故当時、現場に安全要員がいたのかをはっきり答えるよう、問い詰めた。代表は「すべての資料を警察で持ち出して調査をしている」と答弁を避けた。
遺族Aさんは「事故から3日後に現れ、形式的な言葉だけを口にして(姿を)消した」とし、「謝罪に真正性がない。とてももどかしく、腹が立つ」と怒りを露にした。
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