【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染拡大による影響が全世界に広がり、韓国・現代自動車の4月の海外販売実績が大きく落ち込んだ。 現代は6日、4月の世界販売台数が前年同月比56.9%減の15万9097台だったと発表した。 国内販売は0.5%減の1042台と善戦したが、海外販売は米国、欧州、インドなどでの都市封鎖(ロックダウン)に伴う工場停止の影響で70.4減の8万8037台となった。 ただ国内販売は前年と同水準を維持し、先月新モデルがリリースされた小型セダン「アバンテ」が8249台と好調。大型セダン「グレンジャー」は1万5000台で48.0%増加し、国内で最も多く売れたモデルの座を6カ月連続で守った。 今年1月からの累積販売台数は106万2505台で23.6%減少した。国内販売は23万103台で9.9%減、海外販売は83万2402台で26.7%減少した。 現代の関係者は「類のない危機状況を打開するために地域別の対応策を用意し、早期正常化に努める」と話した。 同社子会社、起亜自動車の4月の世界販売は13万4216台で41.1%減少した。国内は5万361台で19.9%増加したが、海外は8万3855台で54.9%減となった。 今年1月からの累積販売台数は78万2901台で10.8%減少した。国内は16万7100台で6.1%増加したものの、海外販売は61万5801台で14.5%減少した。
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