【ソウル聯合ニュース】ソマリア沖のアデン湾に派遣されていた韓国海軍「清海部隊」の活動範囲が今年1月にホルムズ海峡にまで拡大されてから、一度もホルムズ海峡で活動していないことが11日、軍関係者の話で分かった。 軍関係者によると、第31陣の駆逐艦「王建」(4400トン)が1月21日にアデン湾で活動を開始してから、ホルムズ海峡に投入されたことはないという。 韓国政府は今年1月、米国が参加を要請していたホルムズ海峡などでの安全確保を目的とする米主導の有志連合には参加せず、清海部隊の活動範囲を拡大する形での独自派遣を行うことを決定し、必要な場合は有志連合と協力する方針を示した。 これまで韓国の船舶を保護する任務だけでなく、有志連合から米国や日本などの船舶の保護を要請されたこともないという。 この日午前11時には、王建の任務を引き継ぐ第32陣の駆逐艦「大祚栄」(4400トン)が釜山の海軍基地を出港した。大祚栄は11月まで任務を遂行する。
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