慶北地方警察庁は14日、児童青少年保護法違反などの疑いで拘束されたムン・ヒョンウク容疑者に対する捜査結果を発表した。
警察は2018年9月から今年1月にかけて、最初にTelegramに「n番部屋」を最初に開設し、児童と青少年性搾取物を製作・流布したムン・ヒョンウク容疑者に対して、児童青少年性保護法違反など9つの関連法を適用したと明らかにした。
ムン・ヒョンウク容疑者はSNSの逸脱系などで、自分の身体露出写真を掲載した児童・青少年に「通報されたけど、助けたい」として近づいたり、アカウントIDや暗証番号など個人情報を奪った後、被害者らを脅迫して性的搾取物を製作し、テレグラムなどに流布した容疑をもたれている。
警察の取り調べの結果、ムン・ヒョンウク容疑者2019年2月から今年1月まで1~5番部屋、同年7月には6~8番部屋などテレグラム内に10か所の性搾取部屋を開設していたことがわかった。
ムン・ヒョンウク容疑者はSNSなどを通じて共犯を募集した後、被害者を性的暴行するよう指示するなどの手口で、性搾取物を製作したことが確認された。
ムン・ヒョンウク容疑者は警察の調べに対し、「犯行初期に入場料の名目で得た犯罪収益金で文化商品券90万ウォン(約8万円)相当を得たが、自分が使えば警察に捕まりそうだったので、すべて被害者たちに渡した」と供述した。
警察は、現在まで性搾取被害女性を10人と把握していたが、ムン・ヒョンウク容疑者は5年前の2015年7月から類似の犯行を開始し、被害女性が約50人だと供述したという。
これにより警察はムン・ヒョンウク容疑者の供述をもとに追加捜査を行っている。
警察関係者は「ムン容疑者による現在まで確認された事件の性的搾取被害者は計10人で、女性家族部、放送通信審議委員会などと協力して、性的搾取物の削除・遮断、相談及び保護機関との連携など被害者保護に最善を尽くしている」とし、「被害者数は50人にのぼるというムン容疑者の供述を確保し、追加被害者を確認している」と述べた。
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