◇慰安婦被害者 尹美香氏との面会後に体調崩す 与党「共に民主党」の尹美香(ユン・ミヒャン)次期国会議員が19日、旧日本軍の慰安婦被害者の李容洙(
イ・ヨンス)さんのもとを訪れた後、李さんの健康状態が悪化していたことが分かった。李さんは今月上旬の記者会見で、尹氏が理事長を務めていた慰安婦被害者の支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の運営を批判していた。李さん側の関係者は「尹氏が訪問してからおばあさん(李さん)は1日3~4時間しか眠れていない」とし、「やつれて気力も弱るなど、体調を大きく崩した」と説明した。李さんは25日に再び記者会見を開き、正義連を巡る問題について思いを語る予定だ。尹氏にも出席を求めたが、同氏は李さんを訪ねた後は連絡を取ろうとしていないようだ。記者会見に姿を見せるかどうかも分かっていない。◇ファーウェイへの締め付け強める米国 参加求め韓国に圧力 中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)に対する締め付けを強めている米トランプ政権が、新型コロナウイルスに対する中国の責任論と安保上の脅威などを巡り、同盟国に対して反ファーウェイの動きに参加するよう繰り返し圧力をかけている。中でも「中国孤立」用の経済ブロックをはじめ、グローバル供給網で中国を孤立させるための構想を加速させ、同盟国の参加を促した。米中の対立激化によって、両国との関係を維持しなければならない韓国としては悩みが深まる状況だ。◇半導体・バイオヘルスなど新産業 コロナ禍でも輸出好調 新型コロナウイルスで海外市場の開拓が難しくなったが、次世代半導体やバイオヘルスなど8大新産業品目の輸出は好調であることが分かった。韓国貿易協会の国際貿易通商研究院が22日発表した輸出動向によると、8大新産業の今年1~3月期の輸出額は210億ドル(約2兆2600億円)で、前年同期比17%増加した。貿易協会の研究員は「過去の韓国の輸出を支えてきた13大主力品目の割合が次第に減少し、新成長品目がその位置を埋めている」とし、「コロナ後の時代に備えて新たな有望品目の発掘と育成が必要だ」と述べた。◇最大野党の次期国会議員 指導体制など議論 最大野党「未来統合党」は22日、前日に続いて4月の総選挙で当選した次期国会議員のワークショップを開催する。84人の当選者は党の指導体制を巡って討論を行い、総選挙惨敗を受けた非常対策委員会の発足と委員長を務める金鍾仁(キム・ジョンイン)氏の任期問題などについて意見を取りまとめる。その後、全員による宣言文を発表する。宣言文には党の刷新策や今後の党運営体制案などが盛り込まれるとみられる。
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