【大邱聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の活動を批判した被害者の李容洙(
イ・ヨンス)さんが25日午後、南東部・大邱市内のホテルで2回目の記者会見を開き、正義連の前理事長で与党「共に民主党」の尹美香(ユン・ミヒャン)次期国会議員について「私利私欲を満たして勝手に国会議員の比例代表に出馬した」と批判した。 李さんは、7日に行った最初の会見後に謝罪に訪れた尹氏に対し、李さんが涙を流しながら許したとする報道は「あまりに荒唐無稽だ」とし、「30年を共にしてきたのに(尹氏が)一言もなしに勝手に(活動を)投げ出した」と主張した。 正義連がソウルの日本大使館前で開催している定例の「水曜集会」については「国民はもちろん、世界の皆さんがデモに参加されるのに、その方々にも何事もないかのように行動した」と述べ、尹氏が総選挙に出馬したことも「私は知らなかった」と強調。「(出馬に関して)私に話もなく、勝手にしたことなのに私が何を許すというのか」と怒りをにじませた。 李さんは「全てをだまし、利用し、言葉もない」とし、「熊が芸をして金は主人が取る(苦労して得たものを横取りされるという意味のことわざ)ではないか」と語気を強めた。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40