【大邱聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者、李容洙(
イ・ヨンス)さんが25日午後、南東部・大邱市内で記者会見を開き、慰安婦被害者を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の前身組織である「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)について、「慰安婦を利用したことはとうてい許すことができない」と批判した。 李さんは会見で、昨年1月に亡くなった慰安婦被害者の故金福童(キム・ボクトン)さんについて振り返り、挺対協が金さんを大切に扱うべきだったにもかかわらず、米国をはじめあちこちへ連れ回して苦労をかけ、利用したと指摘した。 また挺対協や正義連などの関係者が金さんの死に際して見せた涙について、「偽の涙」と主張。病気にさせておいて薬を与える行為であり、不正については検察が明らかにするだろうと述べた。 李さんはまた、慰安婦問題を学生たちに正しく教える必要性を繰り返し強調したほか、日本の学生が事実を知らず、「韓国が嘘をついている」と話しているなどと指摘した。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40