連絡事務所爆破　「南北関係発展の期待裏切る行為」＝韓国首相

【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均（チョン・セギュン）首相は１７日、北朝鮮が開城にある南北共同連絡事務所を爆破したことについて「南北関係の発展と朝鮮半島の平和定着を願う全ての人の期待を裏切る行為だ」との考えを示した。　　丁氏はこの日、政府世宗庁舎で開かれた中央災難（災害）安全対策本部の会議で「新型コロナウイルスによって世界が困難に直面している状況で、昨日（１６日）北は南北共同連絡事務所の建物を一方的に爆破した」と述べた。　また「外交安保（関連）官庁は状況を重く受け止めて対応態勢に万全を期し、経済官庁は韓国経済に及ぼす影響を最小化できるよう必要なあらゆる措置を取ってほしい」と指示した。