韓国外交部(外務省に相当)の報道官は今日(23日)の定例会見で「カン外相は去る22日、ユネスコのオードレ・アズレ事務局長に書簡を通じて登録取り消しの可能性の検討を含め、世界遺産委員会で日本から忠実な措置履行をもとめる決定文が採択されるよう、積極的な協力と支持を要請した」と伝えた。
この報道官は「政府は世界遺産委員会での決定文採択などを通じて、日本がみずから約束した後続措置を忠実に履行していくようにするため、全ての方案を講じていく」とし「政府は世界遺産委員国を対象に、この事案に対する関心と理解を再考するための外交的努力を持続展開していく予定だ」と伝えた。
日本政府は、軍艦島に関する歴史歪曲と約束不履行の事実を全面否認している。菅義偉官房長官は去る22日の定例会見で「わが国は今まで世界遺産委員会の決定と勧告を真剣に受け入れ、約束した措置を含め、誠実に履行してきた」と主張していた。
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