ジョン・ボルトン元補佐官は23日(現地時間)に出版された著書「そのことが起きた部屋:ホワイトハウス回顧録」でこのように伝え、自身が昨年7月に韓国と日本を訪問したのは「防衛費問題を議論しようとしたため」と明らかにした。
ジョン・ボルトン元補佐官は、昨年7月24日に1泊2日の日程で韓国を訪れ、チョン・ウィヨン(鄭義溶)国家安全保障室長とカン・ギョンファ(康京和)外交部(日本の外務省に相当)長官、チョン・ギョンドゥ(鄭景斗)国防部長官と続けて会った。これに先立ち、日本を訪れて、当時の国家安全保障局長であった谷内正太郎氏などと会合した。
ジョン・ボルトン元補佐官は、ドナルド・トランプ大統領が無関与の立場をいつ伝達したのか具体的に言及しなかったが、その時期を推測できるドナルド・トランプ大統領の発言があった。
ドナルド・トランプ大統領は、昨年7月19日に、ホワイトハウスで「日韓間の緊張が続いている」という記者の言及に対して「韓国の大統領が、私に関与できるか尋ねた」と明らかにし、この時に無関与の立場を説明したものと推定される。
ドナルド・トランプ大統領は当時、首脳間が具体的にどのような論議をしたかについては明らかにせず、「もしそれらのすべてが、私が(関与)することを望むのであれば、私はそのようにするだろう」とし「当事者で解決できることを望む」と付け加えた。
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