公正選挙を誓う大統領候補者ら=21日、ソウル(聯合)
公正選挙を誓う大統領候補者ら=21日、ソウル(聯合)
ハンナラ党は21日、全国委員会と常任全国委員会を相次ぎ開催し、党公認大統領候補者を選出する党内選挙ルールに関する党憲・党規改正案を最終確定した。これによりハンナラ党は、23日にも朴寛用(パク・グァンヨン)元国会議長を委員長とする党内選挙管理委員会を、遅くとも28日には検証委員会を発足させる見込みだ。今月末か来月初旬には候補登録を実施し、本格的な党内選挙に突入する。
 全国委員会で確定された党内選挙ルールは、党内選挙時期を選挙日前180日から120日前までに変更し、選挙人団の数を全有権者数の0.1%から0.5%に拡大した。また、これまでは巡回投票の形で行われていた選挙人団投票は全国同時投票とする。党員と一般国民選挙人団の構成については、40歳未満の割合を30%以上から20%以上40%以下とした。

 姜在渉(カン・ジェソプ)代表はあいさつを通じ、名実ともにクリーンな選挙、政策選挙、共生選挙を通じ、美しい党内選挙を行わなければならないと主張した。また、党最終責任者として、党が揺らぎ分裂するようなことがあればだれであれ厳罰とすると警告した。

 全国委員会ではまた、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長、朴槿恵(パク・クネ)前代表、元喜竜(ウォン・ヒリョン)議員、高鎮和(コ・ジンファ)議員ら大統領候補者が勢ぞろいし、公正党内選挙決意大会が行われた。李前ソウル市長、朴前代表が「選挙結果承服」を誓う場に顔をそろえたのは、昨年12月の党最高委員団と候補者の懇談会、今年1月の常任顧問団と候補者の食事会に続きこれが3度目となる。

 朴前代表は、党内選挙過程がし烈であるぼど結論は美しいものとなり国民を感動させることができると述べた。また、自らが先頭に立ち党員の総意で決定された約束と原則を徹底して守り、正々堂々と党内選挙に臨み評価を受けると覚悟を述べた。李前ソウル市長は、今回の政権交代は単なる政党から政党への移動ではなく、国民5000万人の願いだとし、ハンナラ党の名の下に政権を再創出しなければならないと強く述べた。


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