李容洙さん(右)とイ・ナヨン理事長(李さん関係者提供)=26日、大邱(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
李容洙さん(右)とイ・ナヨン理事長(李さん関係者提供)=26日、大邱(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【大邱聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」のイ・ナヨン理事長と26日に面談し、慰安婦の歴史を伝えるための教育施設設立に向けた共同記者会見を7月に行うことで一致した。 李さんが聯合ニュースの取材に対して明らかにした。今後のことは相談しながら正しく進めていこうと話したという。李さんとイ理事長はこの日午後、大邱市内のカフェで面談した。 李さんは5月に大邱で開いた会見で、慰安婦被害者のための寄付金が「どこに使われているのか分からない」などと正義連の運営を批判していた。 先月初めに就任したイ理事長は、不正会計疑惑など正義連を巡る疑惑が相次いで取り沙汰されたことから、李さんと会うことができなかった。 イ理事長は「李さんが願う慰安婦歴史教育館、韓日の学生交流など基本的な話を交わした」とし、「今後、李さんと協議してさらに活発な活動をしたい」と話した。 李さんは面談で、慰安婦問題の解決を求めて正義連がソウルの日本大使館前で28年にわたり開催している定例の「水曜集会」について、極右団体が妨害していると不満を示しており、集会は続けられるべきだと述べたという。 双方の関係者らによると、正義連の前理事長で与党「共に民主党」の尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員についての話があったかについては、「余計な誤解が生じる」とし言及を避けた。 
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