弔問会場に飾られたク・ハラさんの遺影(写真共同取材団)=(聯合ニュース)
弔問会場に飾られたク・ハラさんの遺影(写真共同取材団)=(聯合ニュース)
【光州聯合ニュース】昨年11月に亡くなった韓国ガールズグループKARA(カラ・2016年解散)の元メンバー、ク・ハラさん(享年28)の遺産を巡る訴訟の初公判が1日、光州家庭裁判所で開かれた。

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 ク・ハラさんの兄、ク・ホインさんはク・ハラさんの遺産のうち、父の相続分を譲り受けたが、ク・ハラさんが9歳だったころに出ていった実の母親が、遺産の受け取りを要求したため訴訟を起こした。

 裁判は非公開で行われた。

 ク・ホインさんの弁護人は裁判前、「(遺産相続では)故人の扶養や財産形成と維持に特別な寄与があった場合、寄与分が認められる。また両親が子供の養育を著しく怠っていた場合、相続の失格条件となる」と指摘した。

 ク・ホインさんは「(勝訴すれば)財団を作り、妹のように難しい状況で夢のために努力する子供たちや離婚後、養育費をまともに受けられない人を助けたいと思い準備している」と話した。

 母親は出廷せず、母親側の弁護人は裁判に対する言及を避けた。

 次回公判は8月12日午後に同じ法廷で非公開で開かれる。

 一方、ク・ホインさんは「扶養義務を怠った母親には妹の財産を相続する資格がない」とし、国会にいわゆる「ク・ハラ法」の立法請願を行った。この法案は前国会で処理されず、廃案になったが、与党「共に民主党」の議員が同法案と関連し、先月初めに民法改正案を発議した。


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