韓国芸能界が、国際空港のように活発に世界に向けて出入国するグローバル化の基地として変化している。韓流がアジアを占領したという事実が既定事実化された現在、チョン・ジヒョンチャン・ドンゴンRain(ピ)イ・ビョンホンなどがハリウッドに続々進出し、韓国俳優の活動舞台を全世界に広めているかと思えば、白竜、ウルシュラ・メイス(Ursula Mayes)などの日本とアメリカで活動してきた韓国系俳優たちも国内舞台をノックし、活力を吹き込んでいる。これらについて、国内グローバルエージェント1号と呼ばれるソン・ワンモBHエンターテイメント副社長に会い、文化交流を企てて世界舞台に向けて先進国型システムを備えていきつつある韓国芸能界の“今”を聞いてみた。

イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ

<b>ハリウッドに行くスター アジア越えて西欧圏に向け“トップスターリレー”挑戦</b>

韓国芸能界のグローバル化と関連し、2004~2006年がアジアをターゲットにした韓流時代だったとすれば、2007年はこれが西欧圏に拡大され、トップ俳優たちのハリウッド進出が本格化された年として記録される見込みだ。アジアの中心と言えるくらいに、量と質で飛躍的な発展を成し遂げたにも関わらず、韓国映画界はハリウッドの中心を強打する俳優を輩出することについては、日本、中国、香港などに比べ遅れていたことは事実。

しかし、チョン・ジヒョン、チャン・ドンゴン、Rain、イ・ビョンホンなどが言語の壁、東洋俳優の限界など、高い壁を飛び越え次々に話題の合作プロジェクトに参加し、全世界のスポットライトを浴びる準備を備えている。

日本アニメを原作にした日中仏合作映画『ブラッド・ザ・ラストバンパイア』でハリウッド進出を試み、海外用の英語名も“Gianna Jun”に変えたチョン・ジヒョンと、韓中米国合作映画である『砂漠戦士』でハリウッド進出の先輩であるチャン・ツイィーと共演するチャン・ドンゴンは、世界的なベテラン映画人たちが参加した多国籍合作プロジェクトで世界を狙っている主役たちだ。

歌手として国際的な知名度を得たRainは、映画『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が手がける新作『スピード・レーサー』で比重ある助演を演じることになり、ハリウッドに向けて歩み始めた。これにイ・ビョンホンも、仏米合作映画であるトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung)監督の『私は雨と共に行く(I come with the rain)』で、偶然にもRainと同時期にハリウッドに向かうことが有力視されている。

今年、競って海外舞台に足を踏み入れつつある韓国トップ俳優たちのリレー挑戦記は、来年には華やかな満開の花となり、韓国文化コンテンツの底力を見せつける予定だ。

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