女子トライアスロン元韓国代表選手の自殺、警察が慶州市庁チームの暴言・暴行疑惑を調査へ(画像:news1)
女子トライアスロン元韓国代表選手の自殺、警察が慶州市庁チームの暴言・暴行疑惑を調査へ(画像:news1)
女子トライアスロン元韓国代表選手チェ・スクヒョン選手が自ら命を絶った原因が慶州市庁トライアスロンチーム内の暴言・暴行によるものとされる中、現地警察が追加被害の調査に乗り出すなど捜査を拡大している。

チャン・ユンジョン の最新ニュースまとめ

 警察は、慶州市庁チーム所属の監督とチームドクター以外に、主将のチャン・ユンジョン選手が暴行や暴言に加担していたと確認した。

 7日、警察によると慶北警察庁広域捜査隊は去る3日より専門捜査2チームを編成し、慶州市庁の元・現選手らを対象に追加被害の有無を捜査している。慶州市庁チームのキム・ギュボン氏が監督に就任した2013年から現在まで、同チーム所属の元・現選手は27人。

 警察は以降、被害事実が発見された関係者らを被疑者に転換し、召喚調査をおこなう方針だ。

 これを前に警察は、キム監督とチームドクター、先輩選手2人に起訴相当の意見をつけて検察に送致したが、嫌疑が新たに見つかった者は追加で立件する方針と明かした。

 警察庁の関係者はnews1の取材に応じ、「まだ被疑者召喚について話すのははやい(段階)」としながらも、「故チェ・スクヒョン選手の被害事例以外に、追加で被害陳述を確保し、調査を続けている」と述べた。同関係者は「慶州市庁チーム主将の加害疑惑も捜査するのか」との質問に「当然だ」と回答した。

 これを前に、暴言や暴行などの被害を訴えていた女子トライアスロン元韓国代表のチェ・スクヒョン選手は去る6月26日、寮で自ら命を絶った。事件発生後すぐの段階では、慶州市庁チーム所属のキム・ギュボン監督とチームドクターが主要加害者として指摘されていたが、先ごろチーム主将のチャン・ユジョン選手が暴言・暴行などの行為に加わっていたとの主張が提起された。

 故チェ・スクヒョン選手と共にトレーニングを行っていた選手らは「自身も被害に遭った」として去る6日、国会で開かれた記者会見に出席。この席で「監督だけが加害者なのではなく、チーム選手の最高権力者だった主将のチャン・ユンジョン選手も加害者だった」と名指しした。
 
 警察庁の関係者は「文化体育部など、政府部署をはじめ同事件を調査中の機関から要請があれば、積極的に捜査する」と明かした。


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