韓国の産業通商資源部(経済産業省に相当)は、今月の15日から17日にスイスのジュネーブで予定されているWTO一般理事会にユ本部長が参席し、WTO事務局長候補として政見を発表すると今日(10日)伝えた。ユ本部長は12日に韓国を出国してWTO加盟国のジュネーブ駐在大使たちと予め会い、支持を訴えて認知度を上げる計画である。
今回の選挙には計8人が候補者として登録されている。
アフリカ(開発途上国)とヨーロッパ(先進国)間の対決構図の中、ユ本部長は先進・開発国の両方すべてから支持を引き寄せることのできる“中立的役割”戦略で、選挙戦に臨む方針である。
ユ本部長は、先月24日WTOに提出した志願書に「韓国の通商閣僚を25年間、交易部門で革新家、交渉家、戦略家であり開拓者として務めてきた」と自身を紹介し「多者システムの重要性を信じ、開放的な交易体制の受恵者である韓国の経験をもとに、このシステムを持続的に更新していかなければないないと確信する」と伝えた。
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