ユ本部長は今月15日から17日にスイスのジュネーブで予定されているWTO特別一般理事会に参席し、WTO事務局長候補として政見を発表する予定である。去る12日に出国したユ本部長は、WTO加盟国のジュネーブ駐在大使たちと予め会い、支持をうったえ、認知度を高める計画である。
外交部(外務省に相当)も高位級協議を通じて、ユ本部長への支援に踏み切った。カン・ギョンファ(康京和)外相は去る10日 UAEのアブドラ外相との会談で、ユ本部長への支持をもとめた。去る8日の韓・スウェーデン次官補TV会議と、10日の韓・ドイツ外交次官TV会議でも、WTO事務局長選挙が議題としてあがった。
ムン・ジェイン(文在寅)大統領もやはり韓・EU首脳会談で、ユ本部長への支持をうったえた。また文大統領がチェコ大統領に送った修交30周年記念書簡にも、その関連内容があった。
各在外公館を通しても、熾烈な選挙戦がなされるものとみられる。特に新型コロナウイルス感染症の拡散により、候補者たちが直接海外に出向くことが容易ではないため、公館を通じた選挙運動が重要となっている。
ユ本部長は“先進国”・“開発国”両方すべての支持を引き付ける“中立的役割”戦略でこの選挙戦を戦う。
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