ソン・スンホン の最新ニュースまとめ
国会議員が、兵役回避で問題となったソン・スンホンの入隊を延期してほしいという嘆願書を兵務庁に提出し、成り行きが注目されている。
イ・ミギョン、ウ・サンホら、ヨルリンウリ党(開かれた我が党)所属の国会議員5名は26日午後、中国・日本・東南アジアといった韓流市場をターゲットにしたドラマ『悲しき恋歌』に、ソン・スンホンが出演できるよう、11月に予定されている身体検査及び入隊日程の延期を兵務庁に要請した。
ウ・サンホ国会文化観光委員会ヨルリンウリ党監査は26日、「『悲しき恋歌』は海外市場を念頭に置いたドラマであり、外資誘致にも役立った。このような状況でソン・ソンホン氏がドラマに出演しないとなれば、国家的損失にもなり得る。2~3ヶ月入隊を遅らせれば、撮影を終えてアジア各国に作品を輸出できる」「軍務を免除してくれというのではない。非難するより、贖罪の意味で機会を与えようということだ」と公表した。
ウ委員はまた、「国際的な信頼性と韓流のために、私が総代となって声明文を受け取った」「イ・ミギョン国会文化観光委員長を含め、ヨルリンウリ党委員5名が個人名義の共同公文書を兵務庁長の前で発送した」とつけ加える。
ウ委員が指摘したように、『悲しき恋歌』の総制作費70数億ウォンのうち、30億ウォンは中国・日本・台湾などから投資されたもの。また、アジア各国とドラマ放映権や各種版権契約も締結されている。
ただ、これは韓国側制作陣の要請によるものというよりは、自発的な投資であり、東南アジア各国でドラマが放映された後、広がるビジネスに焦点を当てた契約である。
問題は、このような契約がすべてソン・スンホンのドラマ出演を前提にしたものであり、ソン・スンホンの『悲しき恋歌』降板は、90億ウォン台の契約破棄訴訟に転じる可能性が高い。
一方、『悲しき恋歌』制作陣は、放映権及び版権契約以外にも、作品が完成すればDVD、小説、CD、マンガ、ガイドブック、キャラクター商品輸出など、ドラマと関連した商品輸出だけでも4000億ウォン台の外貨を得られるものと予想している(観光収入を除く)。2000億ウォン台の売り上げあげたドラマ『冬のソナタ』の附加事業権の大半を日本側が持っているのに対し、『悲しき恋歌』は、すべての事業権を韓国の所有とする計画だからだ。
制作陣は先週、『悲しき恋歌』制作発表会に参加した海外関係者が、ソン・スンホンの出演降板を聞き、投資契約と輸入契約を撤回すると国会文化委員所属議員らに会い、諸事情を説明し支援を求めた。
ソン・スンホンの軍入隊に関連し、「ドラマ出演は個人的な事情であり、入隊を延期することはできない」という立場を明らかにした兵務庁が、どのような結論を下すのかが注目されている。
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