韓国 仁川空港で海外入国者が医療陣から質問を受けている(提供:news1)
韓国 仁川空港で海外入国者が医療陣から質問を受けている(提供:news1)
新型コロナウイルス感染症検査で“陰性”確認書を提出した海外からの入国者のうち、韓国に入国したのちの検査で“陽性”と発見された事例が8件に達すると伝えらえた。このような問題に対して韓国防疫当局は、検査の信頼度の問題というよりも、潜伏期により検査の結果に違いが出たものとみている。

韓国防疫対策本部のクォン・ジュノク副部長は今日(21日)新型コロナの定例会見で「陰性確認書を提出しても韓国内に入国したのち、3日以内にPCR検査を再び受け、感染結果を確認する」とし「現在まで計8人の陽性を確認した」と語った。

今日までで、陰性確認書を提出したが韓国で陽性という検査結果が出た事例は4か国にそれぞれ発生したが、特定国に偏って発生しているわけではない。

このようなことから防疫当局は、陰性と陽性の結果の変化は検査の信頼度というよりも、潜伏期による結果だと解釈している。

クォン副本部長は「潜伏期中での先の検査では陰性と出ていても、ウイルスの複製が盛んになりながら入国後での検査で陽性と出るという、時間差の結果が十分に生じる可能性があると考えている」と語った。

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