WBC、猛犬から妹を救った「6歳の少年」にチャンピオンベルト授与(画像:WBCのフェイスブックより)
WBC、猛犬から妹を救った「6歳の少年」にチャンピオンベルト授与(画像:WBCのフェイスブックより)
プロボクシング機構の世界ボクシング評議会(WBC)は、猛犬から妹を救った「6歳」の少年ブリッジャー・ウォーカーくんにチャンピオンベルトを授与した。

WBCは23日(以下、日本時間)、米国ワイオミング州に住むブリッジャー・ウォーカーくんに名誉チャンピオンベルトを授与したとし、「ブリッジャー・ウォーカーくんは、地球上で最も勇敢な人である。WBC名誉チャンピオンのタイトルを授与することができて光栄だ」と明らかにした。

ブリッジャー・ウォーカーくんは9日、隣の家で飼っているシェパードが、4歳の妹に向かって飛びかかってくると、妹を抱きしめながら猛犬の攻撃から保護した。この過程で、ブリッジャー・ウォーカーくんは、シェパードに顔と頭を噛みつかれ、90針を縫う手術を受けた。

大怪我を負ったが、ブリッジャー・ウォーカーくんは「誰かが(猛犬に噛まれて)死んでしまうくらいなら、僕が死ぬべきだと思った」と語り、大きな感動を与えた。

ブリッジャー・ウォーカーくんの行動が知られると、映画「キャプテン・アメリカ」の主演俳優クリス・エヴァンス氏は「君はヒーローだ」とし「君の行動はあまりにも勇敢で、利他的だった。これからもそのような人として生きてほしい」と語り、自らが映画撮影時に使用していたキャプテン・アメリカの盾をプレゼントした。

その後、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.氏とスパイダーマン役のトム・ホランド氏などもブリッジャー・ウォーカーくんに応援と賞賛のメッセージを送った。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 99