【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は24日、国連軍司令部の創設70周年を迎え、エイブラムス司令官(在韓米軍司令官兼務)に書簡を送り、「韓国軍合同参謀本部と国連軍司令部、韓米連合軍司令部、在韓米軍司令部の関係を相互協力と尊重の精神で発展させていく」として、「有事作戦統制権の(韓国軍への)移管以降も国連軍司令部の役割と機能を引き続き尊重する」と強調した。 また、「国連軍司令部が韓国軍との緊密な連携の下、休戦体制を安定的に維持させると思う」とし、「朝鮮半島の平和と繁栄のための努力を継続することを期待する」と表明した。 有事作戦統制権が移管されれば、同権を行使する韓国軍大将と休戦体制を管理する国連軍司令官の関係があいまいになるとの指摘が出ている。韓国国防部は昨年、国連軍司令部と同司令部の権限を巡る議論を始めた。
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