【ソウル聯合ニュース】日本のソフトバンクグループ傘下のソフトバンクロボティクス(東京都港区)が、床清掃ロボットで韓国市場に進出する。 同社は28日、ソウルで記者懇談会を開き、オフィスや施設向けの床清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」を披露した。9月までに価格を決定し、韓国で販売を開始する計画だ。 ウィズは1回の充電で最大3時間の運転が可能で、約1500平方メートルを掃除する。人工知能(AI)を搭載しており、最初にルートを覚えさせれば自動で掃除してくれるのが特徴だ。 ソフトバンクロボティクスは、孫正義会長兼社長が率いるソフトバンクグループでロボット事業を統括する企業。人型ロボット「Pepper(ペッパー)」なども手掛ける。韓国支社は昨年11月に設立された。 ソフトバンクロボティクス・コリアは韓国で最初にウィズを発売することについて、最低賃金の引き上げや労働時間の短縮などが背景にあると説明する。同社の
キム・ドンヒョプ取締役は「韓国では若い人々が清掃作業を避け、労働時間に制約があるため、需要が大きい」と話している。
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