LPGA復帰のパク・インビ「メジャー大会で夫がキャディー、一生忘れられない思い出」

LPGAツアーに復帰する“ゴルフの女帝”パク・インビにとって2020 AIG女子オープンは特別だ。夫がキャディーを務め、4日間の大会を戦うためだ。

パク・インビ の最新ニュースまとめ

　パク・インビは20日（現地時間）から4日間、スコットランドのロイヤルトゥルーンGCで開かれるAIG女子オープンに出場する。

　AIG女子オープンは今年から変更された全英女子オープンの新しい名称で、新型コロナウイルス感染症の余波で今年初めて開催されるメジャー大会でもある。

　パク・インビと長く「息を合わせてきたキャディーのブラッド・ビチャー氏（豪州）は新型コロナウイルスの影響で今大会に一緒に出場できなかった。

　このため夫ナム・ギヒョプ氏がキャディーを務める。ナム氏とパク・インビはこれに先立ち、KLPGAツアー済州三多水マスターズとイベント大会であるパク・インビ インビテーショナルなどで息を合わせた。

　大会を控えてパク・インビは「メジャー大会で夫がキャディーをしたことはないが、今大会で初めてバックを担ぐことになった。心配な部分もあり、大変そうだが、それでも夫がやってくれるので、ありがたい」とし、「結果がどうであれ、スコットランドで行われる4日間のラウンドは私と夫に一生忘れられない大切な思い出になりそうだ」と述べた。

　パク・インビは今年2月、最後に出場したLPGAツアー大会のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンで優勝し、通算20勝の大記録を達成した。約6か月ぶりのLPGAツアー出場だが、メジャーで強かったパク・インビなので期待を集めている。

　メジャー通算7勝を記録中のパク・インビは2015年、同大会で優勝しキャリアグランドスラムを達成した。

　パク・インビは「私にとって良い思い出が多い大会だ。スコットランドでの試合が大好きな一人として、今大会は逃したくなかった」と覚悟を決めた。