「草の根政治の勝利」…ヨム・テヨン水原市市長、自治体首長として初の民主党最高委員に当選=韓国(画像提供:wowkorea)
「草の根政治の勝利」…ヨム・テヨン水原市市長、自治体首長として初の民主党最高委員に当選=韓国(画像提供:wowkorea)
キョンギド(京畿道)スウォン(水原)市のヨム・テヨン(廉泰英)市長が‘自治体首長の身分で最高委員に当選’という新しい歴史を開いた。

キム・ジョンミン の最新ニュースまとめ

廉市長は29日、ソウル市ヨイド(汝矣島)の共に民主党本部で行われた民主党第4回全国代議員大会で最高委員に当選した。

廉市長は権利党員投票(9.90%、6万4760人)と党員世論調査(8.95%)で苦戦したが、代議員投票(16.88%、5091人)と国民世論調査(12.29%)で高い得票率を得た。

これは8人の最高委員候補のうち、キム・ジョンミン(金鍾民)候補に続く2番目の得票だ。

同時に、民主党史上初の自治体首長の最高委員当選事例となった。2015年にパク・ウソプ(当時)インチョン(仁川)市南区庁長、2018年にファン・ミョンソン(当時)ノンサン(論山)市長が民主党最高委員に挑戦したが落選した。

党大会序盤、政界では廉市長が院外人事として認知度と組職の弱点を克服するのは容易ではないという見通しが出たが、結果は異なった。

廉市長は最高委員出馬宣言と共に、全国の自治体を回り、代議員と党員らに幅広い支持を訴え、地方分権・国家均衡発展などについての共感を得た。

廉市長は「今回の当選は私一人の勝利ではなく、大韓民国の地方自治30年の結実であり、共に走ってくれた全国のすべての党員、代議員、そして草の根政治家すべての勝利」と感想を述べた。

続いて「選挙を始める時は、期待より不安が多かった。しかし、全国の草の根政治家に会い、少しずつ自信が膨らんだ」とし「自治と分権で大韓民国に新しいエネルギーを吹き込む。国民と党員が与えてくれた任務を忘れない」と誓った。

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