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ソウル高裁刑事31部(部長判事 ユン・ソングン、キム・ジョンウ、ファン・スンテ)は先月14日にA氏が申請した前部長に対する被監督姦淫 無嫌疑処分に関しての裁定申請を棄却した。裁定申請は検事が告訴や告発事件を不起訴にする場合、その決定に不服な告訴人または告発人が裁判所にその決定が妥当かどうかを再び判断してほしいと申請する制度である。
裁判部は「この事件記録と申請人が提出した資料を総合すると検察の不起訴処分は正当なものと頷ける」と「他に不起訴処分が不当であると認められる資料が不足している」と棄却理由を説明した。
裁定申請の棄却が決定した場合、例外的に棄却決定が裁判に影響を与えた刑法、法律、命令、または規則に違反がある場合のみ大法院(最高裁判所)に即時抗告ができる。しかしA氏が即時抗告をしなかったため棄却決定は28日に確定した。
2018年には「月刊朝鮮」や「ニュース打破」等の複数媒体は、この前部長が2015年に同社職員にセクハラをした疑惑を報道した。前部長はこれらの問題が明るみになった後に辞表を提出した。
これに関して、昨年2月、前部長はFacebookにA氏の携帯から電話があり、それに出ると架空の名前の弁護士からで、その弁護士は「国政壟断」事件の特検所属弁護士B氏であったと自身を取り巻く事件が「虚偽のMe Too」である旨の投稿をした。
その後、A氏の告訴で被監督姦淫嫌疑で捜索されていた前部長は3月に証拠不十分で検察から不起訴処分を言い渡されていた。これに対しA氏はソウル高裁に抗告したが棄却され、ソウル高裁に裁定申請をした。前部長はA氏とB氏を虚偽事実に対する名誉毀損で訴える事が明らかになった。
一方、前部長は2016年にチェ・スンシル氏がパク・クネ前大統領の側近である事を立証する動画を単独で公開するなど「チェ・スンシル(崔順実)ゲート」のスクープ記者として有名になった人だ。
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