著作権合意を経て、北朝鮮の歌謡曲を収録したCDが初めて発売される。UBエンターテインメントが4日、南北経済文化協力財団と共同で北朝鮮側の著作権保有者の同意を得て制作したCD『瞳人』を7日に発売すると明らかにした。北朝鮮の歌謡曲を収録したCDの発売に向け、統一部の事業承認を受けたのも今回が初めてとなる。

BABY VOX RE.V の最新ニュースまとめ

『瞳人』は著作権問題に合意した曲をVibeやMAYA、ペ・スルギ、BABY V.O.X RE.V、JKキム・ドンウク、マロニエガールズ、エンジェルら韓国の若手歌手10チームが歌った。

同財団は著作権交流事業の一環としてこのCDの制作を決め、2005年末に北朝鮮の著作権事務局から北朝鮮の著作物に対する包括的な事前交渉権を委任された。昨年4月には、「著作権事務局が著作権保有者の同意の下、楽曲の使用権を南北経済文化協力財団に委任し、UBエンターテイメントに譲渡する」という内容の確認書を作成している。

同財団のイ・ジェサン事務処長は聯合ニュースの電話取材に対し、『瞳人』に収録した楽曲を韓国音楽著作権協会に登録し、国内の著作物と同様に管理していくと話した。曲当たりの一定金額を、すでに北朝鮮の著作権事務局に支払っているという。CDには、これまで脱北者出身の歌手らが歌っていた『嬉しいです』『口笛』などをはじめ10曲が収録されている。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0