外交部によると、スティーブン・ビーガン米国務副長官をはじめ、7か国の外務次官らは同日の協議において、新型コロナウイルスの対応に関連して、域内の協力促進、経済活動の再開、国際的人的移動の促進、ワクチン・治療剤の開発および普及、東アジア首脳会議(EAS)など、域内の多国間協力について意見を交換した。
韓国、米国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インド、ベトナムの7か国の外務次官が参加する協議は、3月20日の第1次協議以降、今回が12回目である。
これに先立ち、スティーブン・ビーガン米国務副長官は先月31日、米国・インド間の戦略的パートナーシップフォーラムにおいて、域内4か国の安保協力体である「クワッド(米国・日本・オーストラリア・インド)」に、韓国・ベトナム・ニュージーランドを含めた「クワッドプラス」の構想を明らかにしていた。スティーブン・ビーガン副長官と関連国家の外務次官が、初めて一堂に会したという点で、その議論が行われる可能性に関心が集まっていたが、外交部当局者によると、この日の会議でクワッド関連の議論はされなかったことが分かった。
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