高校3年生のパク・シネはインタビューが行われた日、やっと中間テストが終わって気が楽になったと言った。
「前日に徹夜して、そのまま翌日学校に行ったこともあります。友達に会いたくて…。友達と一緒にいたくて学校に行くんです」
女子中学から女子高へと進学したパク・シネは、最近、女子大に行かないかというマネージャーの勧めがなんとなく嫌だという。それでなくても全羅道光州(チョルラド・クァンジュ)の小学校卒業から、同じ年頃のボーイフレンドがほとんどいなくて寂しいのに、また女子大だなんてと、どうしても大学は男女共学に行くという意気込みだ。すでにパク・シネは、キャンパスカップルを想像してみたり、草むらに横たわり本を読みながらキャンパスのロマンを楽しむ未来にどっぷりと浸っている。

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「進路はもう決めました。どっちにしても芝居を続けようと決めたので、演技関連の学科に入ろうと思っています」
少し前に放送終了したドラマ『宮S』が、視聴率面で苦戦を免れなかったことがいまだに残念だが、「演技力がとても伸びた」という周囲の意見に、肩に力が入るというパク・シネ。彼女は最近、昨年夏からの撮影を終え、去る23日に封切られた映画『伝説の故郷』(監督:キム・ジファン)に没頭している。

正統派時代劇ホラー映画『伝説の故郷』は、朝鮮王朝時代を舞台に、死んだ双子の妹の魂が10年後、復讐のために蘇るという内容で、パク・シネは双子の姉と妹、1人2役を演じきった。
「ホラー映画は以前から好きだった」というパク・シネは、初の映画出演作としてホラー映画を選んだことについて「元々チャレンジ精神が強いのと、今までのホラー映画と違って、時代劇という点にとても興味がわいた」とその理由を説明。また、「幽霊の特殊メイクをするのが面白かった。私がメイクを済ませて現れると、スタッフの方たちがビクッとしていました」と、撮影当時を振り返る。

『伝説の故郷』というと、小さい頃に見た白髪の九尾狐(クミホ)が思い浮かぶというパク・シネは、今すぐにではないが今回の映画のイメージが消える頃に、またホラー映画にチャレンジしたいと、ホラー映画マニアらしい一面を見せた。
また、今年に入って一番早く公開されるホラー映画のヒロインとして、2007年の“ホラークイーン”に対する意欲も見せた。
「今年は絶対“ホラークイーン”と呼ばれてみたいですね。韓国映画が『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のような、ハリウッドの超大作と同時期に公開されるので不安もあります。だから周囲の人たちには、とりあえず私の映画を観てと話しておきます(笑)」
子役出身なので大きなプレッシャーはないが、いまだに人々が『天国の階段』の幼いジョンソ(チェ・ジウの幼年期)として自分を記憶していることが、少し負担だというパク・シネは、何でも演じきれる“女優”として認められることが、今の目標だと強い意志をのぞかせた。

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<b>ホラー映画『伝説の故郷』</b>
湖に幼い姉妹の悲鳴が響き渡る。しかし、生き残ったのは姉のソヨンだけ。同じ日・同じ時間に生まれ、同じ顔で生きてきた双子の姉妹の運命は、大きくすれ違った。
10年後、薄暗く霧の深い場所で、娘がしくしく泣く声が聞こえてきた夜、1人の学識のある者が殺される。そしてまさにその日、長い間意識不明に陥っていた双子の姉ソヨンが、10年ぶりに目を覚まし…。

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