米ニューヨークタイムズ(NYT)によると26日(現地時間)、中国国営製薬会社のシノファームは最近、自国民の数十万人に「最後の」臨床試験段階にある新型コロナウイルスワクチンの候補物質を接種したと明らかにした。
中国の別のワクチン開発会社であるシノバックにおいても、これまでにその従業員約3000人と家族、そして首都の北京市民1万人に対して、自社が開発中のワクチン候補物質を接種したことが把握された。
これに関連して、NYTは「検証されていないワクチンは、副作用により人体に深刻な害を及ぼすことがある」とし「実際には予防効果がないのに、接種された人に『自分は安全である』という誤った安心感をもたらし、感染のリスクをより高めることになる」と指摘した。
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