韓国・検察、「不正選挙」疑惑チョン・ジョンスン（鄭正淳）議員逮捕令状請求...選挙法違反など

韓国・検察が不正選挙疑惑などの疑惑が出ているとともに、民主党チョン・ジョンスン（鄭正淳）国会議員に対して逮捕状を請求した。

清州地検は28日、公職選挙法違反と政治資金法違反などの容疑でチョン議員に対して逮捕状を請求したと発表した。

検察関係者は「チョン議員が8月中旬から複数回にわたる出席要求に応じなかったことより逮捕令状を請求した」と述べた。

公職選挙法違反の時効は10月15日に切れる。

6月のチョン議員の選挙キャンプ会計責任者は、8月中旬にチョン議員の選挙不正会計と不法選挙資金の授受、供与などの証拠資料や携帯電話などを告訴状と共に検察に提出した。

証拠物として提出した自分の携帯電話には、2018年の地方選挙の党内選挙から今回の総選挙までチョン議員が業務を指示した録音記録など、数千件が含まれていると明らかにした。

捜査に乗り出した検察はチョン議員の地域事務所と清州市ボランティアセンターを家宅捜索して、PCのハードや会計書類などを確保した。ボランティアセンターでは、ボランティアのリストが流出した経緯などを把握した。