(画像:画面キャプチャ)
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9月30日(水)から秋夕(チュソク/旧盆)連休に入り、各局でさまざまな秋夕特番が放送されているが、秋夕名物の「アイドル陸上大会」が今年は新型コロナウイルスの影響により、アイドルたちが陸上競技ではなく、eスポーツで競い合う「2020秋夕特集アイドルeスポーツ選手権大会」(MBC)に代わり、10月1日(木)に放送された。

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eスポーツは2019年秋夕特集から、「アイドル陸上大会」の新種目として加わったが、今回単独で編成されたということになる。しかも、スタジオではなく、MBCの屋上に特設セットが組まれ、全選手にマスク支給はもちろん、消毒液がいたるところに設置されるなど、徹底した感染対策を行った上で実施されたという。

まず、最初に行われたサバイバルシューティングゲームには12組47人が出場。「THE BOYZ」、「NCT DREAM」、「SF9」、「連合チーム」(キム・ジェファン、パク・ジフン、ハ・ソンウン)、「N.Flying」、「ONF」、「Golden Child」、「DONGKIZ×CRAVITY」、「PENTAGON×(G)I-DLE」、「AB6IX」、「IZ*ONE」、「LOONA(今月の少女)×公園少女」というラインナップ。

目を引いたのは、各グループに所属する日本人メンバーが一堂に会したことと、「Wanna One」出身メンバーたち。日本人メンバーは「IZ*ONE」宮脇咲良と矢吹奈子、「ONF」U(ユー)、「PENTAGON」ユウト、「公園少女」ミヤの5人だ。それでなくても、全体で47人もいるので、全員がまんべんなくカメラに映るわけではない中、5人ともしっかりカメラにキャッチされていた。特に、宮脇咲良は注目選手とされ、第1ラウンドの個人戦でチョンロ(NCT DREAM)、パク・ジフンと共に最後の3人まで残るという見せ場を作り、最終的にチョンロに敗れたものの2位と大健闘した。

また、第2ラウンドのチーム戦では、「Wanna One」出身のメンバーたちが大活躍。前大会では、イ・デフィが「連合チーム」の一員だったが、今回は「AB6IX」として出場したため、敵となった。第1試合では積極的な攻めを見せ、圧倒的な強さを誇るパク・ジフンと、何もしていないのに、上手く隠れていたイ・デフィが最後まで残った末、パク・ジフンが生き残り、「連合チーム」が勝利。すると、パク・ジフンは勝利セレモニーとして、流行した「チョジャン」ポーズを披露し、イ・デフィは「人生は尊重しながら、耐えるものだ」という名言を残し、注目を浴びた。続いて、第2ラウンドの第2試合でも「連合チーム」が善戦したが、ハ・ソンウンの誤射により、「N.Flying」に全滅させられてしまい、「N.Flying」が勝利した。

2つ目の種目レーシングゲームには、8組32人が出場。個人戦ではキム・ドンハン(WEi)、チーム戦では「MONSTA X&PENTAGON」、アイテムチーム戦では「NCT」が優勝した。

今回はPCではなく、モバイルゲームに変わり、屋外ということもあって、日差しで画面が見えづらいのか、アイドルたちが集中すれば集中するほど下を向き、顔がよく見えないというのが残念ではあったが、真剣な表情でゲームをする姿が日常の一コマを見ているようで新鮮でもあった。

また、レーシングゲームのチーム分け(1チーム4人)が、FNCエンターテインメント所属の「SF9」&「N.Flying」、WMエンターテインメント所属の「OH MY GIRL」&「ONF」、Woollimエンターテインメント所属の「LOVELYZ」&「Golden Child」など事務所くくりのチームが多い中、「AB6IX」(イ・デフィ、パク・ウジン)と「WEi」(キム・ドンハン、キム・ヨハン)が同じチームとなり、並んで座っていたのも、ひと際目立っていた。「Wanna One」、「JBJ」、「X1」がここで揃うとは、「PRODUCE」(tvN)シリーズファンにはたまらない光景だっただろう。そういう絡みを見るだけでも、一見の価値がある秋夕特番だった。

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