U-KISS の最新ニュースまとめ
“隠れて聴く名曲”というのは、2010年前後にリリースされた、堂々と聴くにはちょっと恥ずかしい、一人でこっそり聴く名曲のこと。番組のMCを務めるジェジェが、あらゆる視点で、その名曲の歌詞、ダンス、衣装など気になるところにツッコミを入れ、歌手らが衝撃のビハインドストーリーを公開するというのがこの番組の面白いところだ。そんな細かい情報まで知った上で、曲を聴くと、さらに見方が変わり、面白さが倍増するというわけだ。
今回のコンサートに出演したのはナルシャ(Brown Eyed Girls)、「SS501」、「T-ARA」、「U-KISS」、「TEENTOP」。「SS501」はヨンセンとキュジョンの2人が「U R MAN」を、「T-ARA」はウンジョン、ヒョミン、ジヨン、キュリの4人が完全体で大ヒット曲「Roly-Poly」と「Sexy Love」を披露するなど、懐かしいステージの数々で最高に盛り上がったが、感慨深かったのが「U-KISS」だ。
リーダーのスヒョンが、今回のコンサートにあたり、メンバーとして呼べるのがケビンだけだと話し、ケビンと2人でステージを飾ることになった。ケビンは「U-KISS」を2017年に卒業しているが、スヒョンもケビンもインタビューなどで、機会があったら、いつか一緒にやりたいと話していた。なので、いつかはコラボがあるとは思っていたが、まさかこんなに早く、しかも韓国の番組で実現するとは、うれしい驚きだった。
「U-KISS」の隠れて聴く名曲は「Man Man Ha Ni」と「Shut Up!(シクロ)」の2曲。「Man Man Ha Ni 」は2009年、メンバーが7人のとき、リリースされた曲だ。韓国の番組では、11年ぶりにこの曲のステージを披露したスヒョンとケビン。長いブランクを感じさせないほど、息の合ったダンスを披露し、完璧なステージを繰り広げた。ノリノリで楽しそうなスヒョンと、キレキレのダンスとまなざしがカッコいいケビンというファンにはたまらない2ショットだったに違いない。
曲が終わった後、スヒョンが「ケビンと本当に久しぶりに一緒にステージに立ったので、ウルッとしました」と感慨深げに話し、それを優しい笑顔で頷いていたケビンの姿が印象的だった。
また、「Shut Up!」は歌詞について、スヒョンが面白い解釈をしていた。英語歌詞の「Cause,your life」が韓国語の「コジョ、インマ(消えろ、てめえ)」に聞こえ、「I’ll Just Say」が韓国語の「アジョシ(おじさん)」に聞こえることから、恋人と浮気をしたのはアジョシだったのではないか、という説を唱えたのだ。
今回、「Shut Up!」はスペシャルステージとして、「U-KISS」と「TEENTOP」(ニエル、リッキー、チャンジョ)が一夜限りの「TEEN-KISS」を結成し、コラボステージを披露。5人のダンスはもちろん、歌詞にも注目のステージとなった。
スヒョンは「また『Man Man Ha Ni』や『Shut Up!』という曲をステージでできるのだろうかと思っていたので、今回の機会を通じて、良いステージを作ってくださり、本当に感謝しています」と今回のコンサートを終えた感想を伝えた。
なお、このステージのフルーバジョンはYouTube「文明特急」チャンネルで公開されており、すごい勢いで再生回数が伸びている。やはり名曲は名曲だし、これからは「隠れて聴かないでください」とアピールしていただけに、これを機に「ヨクチュヘン」(逆走行:曲を発表したときは注目を浴びなかったのに、しばらく経ってから音楽チャートで徐々に順位が上がっていくこと)が起こるかもしれない。
スヒョン自身も9月30日(水)、“公式YouTuberデビュー”として、YouTubeチャンネル「スヒョンOPPA」で初の動画を公開。今後、どんなコンテンツで楽しませてくれるのか、こちらも注目だ。
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