3日、京都府立医科大学の研究チームは、学術誌「Clinical Infectious Diseases」に出した論文で、A型のインフルエンザウイルスと新型コロナウイルスが人体の皮膚を含めた、様々な表面に生存する時間を比較研究し、先のように発表した。
この研究チームによると、新型コロナウイルスが人体の皮膚で生存する時間は9.04時間となり、同条件でのA型インフルエンザウイルスが1.82時間生存したのに比べて、5倍長かった。
ただ 手の消毒を含めエタノールで拭いた人体の皮膚では、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスは共に、15秒で完全に非活性化された(死んだ)という結果が出た。
この研究チームは「人体の皮膚に9時間生存する新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスに比べて接触による伝染の危険が高く、大流行が加速する可能性がある」とし「新型コロナウイルスの感染拡散を防ぐためには、適切な手の衛生管理が重要だ」と結論づけた。
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