「どうせ目しか見えないから」…マスク日常化にアイメイクにだけ力を入れる女性たち=韓国(画像提供:wowkorea)
「どうせ目しか見えないから」…マスク日常化にアイメイクにだけ力を入れる女性たち=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のデパート販売スタッフであるコ・ユジン(33・仮名)氏は、毎朝出勤メイクに1時間近い時間を使っていた。自分のイメージがブランドイメージと直結すると考え、化粧や服装に特に気を使っていた。しかし、コロナによる防疫指針でマスクを外すことがなくなり、ユジン氏の生活にも変化が訪れた。彼女はマスクで隠れない目元の化粧を除いては、化粧を最小限にすることにしたのだ。コさんは「毎朝化粧に使う時間がとても多かったが、今は半分以下になった」とし「生活の質が変わった」と話した。

ユジン の最新ニュースまとめ

◇「どうせマスクするんだから」... 「目」に力を入れる女性たち

マスクの着用が「義務」になり、メイクの現状も変化している。マスクで隠れて見えない部分を除いてメイクをし、自然な肌を演出するメイク法が女性の支持を得ている。

8日、韓国国内1位のH&B(ヘルス&ビューティー)ストアであるCJオリーブヤングによると、ここ一か月(9月5日〜10月4日)のアイメイクの販売数は、前年同期比で13%増加した。コロナの長期化によるマスク着用の日常化で、カラー化粧品の販売量が減少したことを考慮すると、よく持ち堪えた水準だ。

不景気なのにリップがよく売れているという話も昔話となった。しかしマスクで隠れるリップの代わりに派手なアイメイクが流行している。アイライナーはもちろんマスカラ・アイシャドウ・グリッターなどが代表的である。

◇「化粧しない」... 外見コルセットを脱ぎ捨てる女性も続々と

このようにコロナは化粧する女性の生活を大きく変化させた。マスクで隠れない部分のみ化粧をする人もいれば、一部の女性は一切化粧しなかったり、化粧手順を簡単にする「化粧品ダイエット」をしたりする人もいる。

過去には、化粧と服装で女性が外見に気を遣うことが当然という雰囲気だった。アルバイトポータルサイト・アルバモンによると、アルバイト労働者は現場で外見と関連する指摘を受けることが少なくないと分かった。特に女性のうち、64.6%が外見で品定めをされる経験したことがあると答えた。

しかし、コロナの影響で外見労働から比較的自由になり、一部ではルックスの強迫から抜け出そうという「脱コルセット」運動も広がっている。「脱コルセット」は補正下着である「コルセット」のように、現代の女性に強要されている外見管理の強迫を抜け出そうという意味を含んでいる。
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