正義連、元慰安婦の憩いの場‘平和のウリチプ’今月返還=韓国(画像提供:wowkorea)
正義連、元慰安婦の憩いの場‘平和のウリチプ’今月返還=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国・正義記憶連帯(正義連)が過去8年間運営していた日本軍‘元慰安婦’の憩いの場「平和のウリチプ」(平和の我が家、マポ(麻浦)憩いの場)。この建物が所有者であるミョンソン教会に今月中に返還する予定であることとなった。

正義連の関係者は10日、「麻浦憩いの場は、10月中に整理される予定であり、遺品と資料は、別途収蔵庫に保管される」と明らかにした。

ソウルのマポ(麻浦)区ヨンナム(延南)洞にある平和のウリチプは、2012年正義連の前身である韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)がミョンソン教会から無償で賃貸受けて使用しているところである。

この憩いの場には、元慰安婦であるキル・ウォンオクさん(92)1人が居住していたが、キルさんが6月に居所を移す際、麻浦憩いの場には、元慰安婦が一人も残らないことになった。キルさんは、現在養子のファン・ソンヒ(61)牧師と一緒に暮らしている。

正義連はキルさんが離れた後、憩いの場として機能することができなくなったという判断し、憩いの場の運営を中断することに暫定決定を下している。

(故)イ・スンドクさん(1918~2017)、(故)キム・ボクドンさん(1928~2019)も生前にキルさんと一緒に麻浦憩いの場で過ごしていた。

憩いの場の地下に保管してきた元慰安婦の遺品や資料は別に用意された収蔵庫に保管される予定である。


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