韓悳洙(ハン・ドクス)首相は11日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の選挙中立義務違反をめぐる議論と関連し、中央選挙管理委員会の出した判断を尊重するとしながらも、中立義務を規定した公職選挙法第9条の解釈については検討を続けるとの姿勢を示した。臨時国会の質疑で開かれたウリ党議員の質問に答えたもの。韓首相は同条項について、国会が慎重に検討する部分だとしている。
 韓首相は、国家公務員法を文理的にみると大統領には投票への参加・不参加を勧誘する選挙運動も認められていると説明した。一方で、第9条は大統領が選挙に不当な影響力を行使することを禁じており、何が「不当な影響力」に当たるのかという議論が生じかねないと指摘している。


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