イ・ヨン の最新ニュースまとめ
趙氏は12日、ソウル市チュン(中)区の韓国プレスセンターで開かれた登壇50周年の記者懇談会で「彼(李榮薫校長)の言葉はすべて嘘だ」とこのように述べた。
これに先立ち、李校長は2007年季刊『時代精神』に寄稿した論文などに、趙氏の小説『アリラン』について「狂気が漂った憎しみの歴史小説」「捏造された」などと述べていた。
趙氏は「私は小説『テベク(太白)山脈』で500以上も国家保安法に違反したと告発され、11年間調査を受けた後、完全に嫌疑なしと判定された経験がある」とし「その経験から『アリラン』を書いた時はさらに徹底的に資料を調査し、私が書いた歴史的資料は客観的なもの」と述べた。
趙氏は「国家編纂委員会が発行した本などを中心にした明確な資料で、これを明確に書いた理由は、韓国の受難がどれほど凄絶だったか、日本が残酷だったかを立証するためだった」とし「歴史の事実は明確なもので、それを背負っていく主人公は虚構の人物」と述べた。続いて「どこからが虚構なのか、歴史なのか、2~3回読めば明確に区分できる」と付け加えた。
また、趙氏はまだ残存する親日派とその問題を解決するため、反民族行為特別調査委員会(反民特委)を再び復活させなければならないと主張した。
趙氏は「必ず民族の精気のため、歪曲された歴史を正すために‘反民特委’を復活させなければならない」とし「150万~160万人の親日派をすべて断罪しなければならないが、それができなければこの国の未来はない」と話した。
それとともに「土着倭寇と呼ばれる日本留学派。日本留学から戻ったら、無条件に親日派、民族反逆者となる」とし「日本の罪悪について味方し、歴史を歪曲する者たちを懲罰する法の制定運動が展開されている。私は『アリラン』を書いた作家として積極的に乗り出すし、法で罰しなければならない」と強調した。
チョ・ジョンネは1970年‘現代文学’で登壇し、大河小説3部作の『太白山脈』『アリラン』『ハンガン(漢江)』『ジャングル万里』『草花も花だ』『千年の質問』など、数十編の小説、散文集、偉人伝を出した作家だ。今年で登壇50周年を迎え、大河小説3部作の改訂版と共に新作散文集『一人で書いて、一緒に生きる』がヘネム出版社から新しく出版される。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 83