党本部で記者会見を行った李前市長は、「大韓民国は決して過去の理念闘争の時代に戻ってはならない」と述べた。政権交代を熱望するすべての勢力が力を合わせるべきときだとし、ハンナラ党だけでなくニューライト、中道保守市民勢力、政治勢力を包括した「大韓民国先進化推進会議(仮称)」の設立を提案した。国政の失敗に責任を負う勢力を除いては皆が集まり、政権延長を狙う執権既得権勢力に対抗しなければならないと主張した。
また李前市長は、ハンナラ党が執権し大韓民国を再び立ち上がらせ、失われた市民の笑顔を取り戻すことのできる大統領となると約束し、清渓川をよみがえらせたように韓国経済を復活させると強く述べた。7%成長、4万ドル所得、7大経済大国入りを目指す「747ビジョン」を成功させ、韓国を世界一流国家にしてみせると強調した。
自身に対する盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の相次ぐ批判については、「民主主義と野党に対する挑発的な行為は低劣な政治的手段」と批判した。政権交代阻止を狙う現政権に対し、覚悟を持って団結し対抗しなければならないと力説した。また、国政弘報処を廃止し、統廃合された記者クラブを復活させるべきとしたほか、盧大統領が大統領選政局に不当に介入できないよう阻止する必要があると指摘した。
李前市長は、この党内選挙で、歴史と国民が求めている時代精神に最も適格なリーダーシップを選ぶべきと主張し、「国家経営能力こそが国家能力であり、新たな時代を切り開くことができる」と述べ、支持を訴えた。
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