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韓国 きょうのニュース(10月16日)
◇コロナ新規感染47人に減少 17日ぶり50人未満 韓国の中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から47人増え、計2万5035人になったと発表した。市中感染が41人、海外からの入国者の感染が6人だった。1日当たりの新規感染者数は前日の110人から大きく減って再び2桁となった。50人を下回ったのは先月29日(38人)以来、17日ぶり。◇失業率3.6%に悪化 失業者は100万人に 統計庁が発表した雇用動向によると、9月の失業率は3.6%で前年同月に比べ0.5ポイント悪化した。失業者数は前年同月比11万6000人増の100万人だった。増加幅は5月(13万3000人)以来の大きさ。統計庁は「新型コロナウイルス感染再拡大の影響が9月にあらわれた。宿泊・飲食店業、教育サービス、卸・小売りなどを中心に就業者数が大きく減った」と説明した。◇与党知事に差し戻し審で無罪判決 大統領選へ歩み加速か 水原高裁は、公職選挙法違反などの罪に問われた李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事(与党・共に民主党)の差し戻し審判決で、無罪を言い渡した。李氏は次期大統領候補の一人。検察が再上告しなければ、無罪確定により次期大統領選(2022年)に向けた歩みに一層弾みをつけられそうだ。◇次期大統領選 与党候補の当選期待44%・野党39% 世論調査会社の韓国ギャラップが発表した世論調査結果によると、22年の次期大統領選で「政権維持のため与党候補が当選したほうが良い」との回答は44%だった。一方、「政権交代のため野党候補が当選したほうが良い」は39%だった。無党派では与党候補(20%)より野党候補(45%)の支持率が高かった。次期大統領選挙への出馬が予想される人物の支持率調査では、与党「共に民主党」所属で京畿道知事の李在明(イ・ジェミョン)氏が前月より2ポイント下落した20%でトップ。同党代表の李洛淵(イ・ナギョン)前首相は4ポイント下がった17%となった。◇外相の義父が死去 米国滞在中の夫は葬儀を欠席 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の義父、李気乙(イ・ギウル)延世大名誉教授(経営学)が13日に死去したことが分かった。享年97。葬儀は遺族の意向により家族葬で執り行われた。康氏は14日に弔問に訪れ、15日の出棺には立ち会わなかったという。李氏の息子で康氏の夫の李一ビョン(イ・イルビョン)延世大名誉教授は、米国旅行中のため葬儀には出席できなかった。◇デジタル政府評価で韓国1位 OECDが33カ国調査 政府は16日、経済協力開発機構(OECD)が14日(現地時間)に発表したデジタル政府指数ランキングで韓国が評価対象33カ国のうち1位だったと伝えた。デジタル政府指数はデジタル転換の度合いやデジタル政府の成熟度を測るための指標で、OECDが今年初めて発表した。行政安全部はこの結果について、「世界のデジタル政府への転換を韓国がリードしていることを示すもの」と評している。