<b>「俺は肉体で勝負する俳優」</b>
演技派俳優のソル・ギョングが、次回作のため再び6㎏を減量したことが伝えられ、話題となっている。

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27日午後6時、大田(テジョン)儒城区(ユソング)ホテル<スパピア>で開かれた映画『愛を失う』(制作:シネマサービス)の記者懇談会場。

ソル・ギョング「『力道山』と『公共の敵2』以来、運動に飽きてしばらく休んでいたら、体重が86㎏まで増えました」「劇中のキャラクターが運動選手なので、これではマズイと思い、クランクイン直前の10日間で6㎏を減量しました」とドッキリ告白。

プロレスラーに扮した前作の『力道山』のため、体重を20kg増やしたソル・ギョングが、次回作の『公共の敵2』では15㎏を減量したスマートな姿で戻って来、「ゴムのような体重」とのあだ名されたのは有名な事実。

そのため、この日の取材陣たちは何事にもベストを尽くす彼の血のにじむような努力に、「さすがプロ」と、惜しまず絶賛を送った。しかし当の本人は“演技派”という修飾語について「ただ肉体で勝負する俳優です」と、しれっと話しながらも照れていた。

映画『愛を失う』は、10年来の知り合いにもかかわらず、互いの心までは知らなかったウジェ(ソル・ギョング)とヨンス(ソン・ユナ)の、長い因縁に関する物語。去る2002年『ジェイル・ブレーカー(原題:光復節特赦)』以来、2回目の共演となるソル・ギョングとソン・ユナが、息のピッタリ合ったところを披露する。

また、観客300万人の興行神話『マパ島』のチュ・チャンミン監督が3年前に執筆した自作シナリオで演出を担当し、企画段階から高い関心を集めてきた。

特に『シルミド』『力道山』『公共の敵2』に相次ぎ、スクリーンで力強いカリスマを見せたソル・ギョングが、2000年の映画『僕にも妻がいたらいいのに』以後、5年ぶりに選んだロマンス物だという点でも注目されている。

ソル・ギョングはこの変心(?)の理由を質問すると「俺はこれまでロマンス物ばかりやってきたとばかり思ってきたけど、誰も認めてくれません」「これまでの映画たちは、俺の本当の姿とはかけ離れすぎた役でした。だから、自分と似ていて、周囲が良いと思ってくれそうな、共感できる演技をしたかった」と答えた。

続けてソル・ギョングは、「些細な日常を盛り込んだ演技の方がずっと難しい」と言った後、「‘強い’ものは感じが掴めさえすればどんどんイメージが湧いてくるのに劇的な反転もなく淡々としていてディテールだけを掴む方がよけい大変」と、‘弱い’演技の難しさを再三強調した。

一足遅い男、ソル・ギョングと迷う女、ソン・ユナのドキドキする10年間のロマンス『愛を失う』は来年初、観客の胸に、昔の愛のおぼろげな感覚を捧げる。

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