「海路先発隊」に出演するキム・ナムギル。(画像:画面キャプチャ)
「海路先発隊」に出演するキム・ナムギル。(画像:画面キャプチャ)
新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大し始めてから、非対面型の旅バラエティとして「キャンプ」、「航海」をコンセプトにした新番組が続々と登場している。しかも、これまでバラエティではあまり見られなかった俳優が多数出演し、素顔を見せているのが特徴だ。

キム・ナムギル の最新ニュースまとめ

「航海」をコンセプトにした新番組として、韓国の海路を1周しながら、知られざる島を旅する11泊12日の船上ライフバラエティ「海路先発隊」(tvN)が10月18日(日)にスタート。人気俳優5人がシベリア横断旅行をするリアリティ番組「シベリア先発隊」(tvN)に出演したキム・ナムギルと演出を手掛けたイ・チャンヒョン監督が再びタッグを組み、舞台を鉄道から海へと移したのだ。

先発隊員はキム・ナムギルのほか、「シベリア先発隊」にも出演したコ・ギュピル、キム・ナムギルが熱烈ラブコールを送ったパク・ソンウン、そしてパク・ソンウンとは映画2作、ドラマ1作で共演しているバラエティ初レギュラーとなる女優コ・アソンだ。

キム・ナムギルとコ・アソンは意外にも初対面だが、パク・ソンウン、コ・ギュピル、コ・アソンの3人はドラマ「ライフ・オン・マーズ」で共演しており、気心の知れた間柄。すでに関係性は出来上がっているので、コンビネーションも抜群で楽しそうな旅になりそうだ。

そして、4人とも全員撮影にあたり、1か月かけてヨットの免許を取得。特に船長がいるわけでもなく、彼らが自ら運転をして航海するというのがポイントだ。専門的な言葉が自然に飛び交い、うねる波に合わせ、帆や航路を調整するなど、その姿は見事だった。

また、先発隊員の4人に加え、後発隊員(ゲスト?)がいるのも見どころだ。「ライフ・オン・マーズ」の3人が揃っているだから、主演のチョン・ギョンホが抜けるわけにはいかない?出航直後、早速パク・ソンウンが本来一緒に来たかったというチョン・ギョンホにテレビ電話をかけ、出航したことを報告。通話での出演となったチョン・ギョンホは後に、4人が到着する島にコーヒーワゴンの差し入れを送って、応援する模様も。他にも、6日目にはイ・サンユン、8日目にはユ・ヨンソクが加わることも公開され、親交のある豪華俳優陣が勢揃いすることが分かった。

初回放送では、出航前のインタビュー、そして最初の寄港地である下苔島(ハテド)に行く10時間の模様が放送されたが、4人が運転、掃除、料理などそれぞれ役割分担をしながら、和気あいあいと旅をする様子が微笑ましく、韓国を船で1周する旅というのも新鮮で、今後の展開が期待される。

その一方で、俳優チン・グ、シウォン(SUPER JUNIOR)、歌手チャン・ギハ、メディアアート作家ソン・ホジュンが太平洋航海に挑戦する過程を描いたドキュメンタリー形式のバラエティ「ヨット遠征隊」(MBC every1)が10月19日(月)に終了した。

序盤は荒波、台風に襲われ、恐怖を体験する様子がリアルに公開された。結局、安全のため、目標にしていた南十字星を観察する航海を断念。途中で航路を変更するという予期せぬ事態となったが、ヨットの楽しさを味わう新しい旅がスタートし、波乱万丈の17日間の航海を締めくくった。目標を断念し、帰ってくるという難しい決断は隊員たちにとっても、複雑な想いだったが、諦めて落胆するのではなく、また新しい目標を見つけ、彼らならではの旅を作り上げていった。そんな挑戦が冒険であり、何よりも隊員たちがお互いを思いやりながら、苦しいことを乗り越えていく姿を通し、視聴者にも感動を届けた。

なお、次週26日(月)からは同枠で、第2弾となる「ヨット遠征隊:ザ・ビギニング」がスタートする。出演は俳優チャン・ヒョク、女優チェ・ヨジン、歌手ソユ、芸人ホ・ギョンファンという新メンバーとなり、分野の違う新鮮な組み合わせで、また新たな挑戦が始まる。

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