＜野球＞ハンファ・イーグルスのキム・テギュン、涙の引退記者会見

引退宣言した韓国プロ野球ハンファ・イーグルスのキム・テギュン（38）が記者会見で涙した。

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　キム・テギュンは22日、ハンファ生命 イーグルスパーク広報館で引退記者会見を開き、グラウンドを去る胸の内を明かした。

　涙をおさえ切れなかった。チョン・ミンチョル団長、チェ・ウォンホ監督代行、イ・ヨンギュ主将らと抱擁しあいさつを終えたキム・テギュンは「こんにちは。ハンファ・イーグルスのキム・テギュンです」と言葉にすると涙を流した。また、「20年間、私を愛し応援してくれたハンファ・イーグルスのファンの皆さんに本当に感謝している」とまずファンに向けて言葉を投げかけた。

　続けて「汗を流し、苦楽を共にしたチームメイトにも感謝する。今後、ハンファが強いチームになるよう頑張ってほしい」とし、「幼い時分からすべてを犠牲にし、息子キム・テギュンを見守ってくれた両親、そして家族みんなにお疲れさまと言いたい」と伝えた。

　2001年にハンファの1次指名でプロデビューし、日本進出時代（2010～11年）を抜かした20年間をハンファに捧げたキム・テギュン。彼にとってハンファは特別な意味を持つ。

　キム・テギュンは「チュンチョンド（忠清道）チョナン（天安）出身で、常にハンファを見て野球をし、ハンファに入団して活躍することを夢見て育った」とし、「その夢を叶えることができた。ハンファの選手で幸せだった。ハンファ・イーグルスは私にとって自尊心であり自負心だった」と心境を語った。