韓国大統領府はこの日、国家安全保障会議(NSC)の常任委員会と外交安保関係の長官会議を続けて開催し、米大統領選挙の状況についての対応策を議論した。
韓国大統領府によると5日、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、前日から外部での日程を消化していない。文在寅大統領は、米大統領選挙の状況報告を受けて、その結果が朝鮮半島に及ぼす影響などを分析するのに集中する考えだ。
韓国大統領府はこの日午後3時、ソ・フン(徐勲)国家安保室長主宰でNSC常任委員会を開き、米大統領選挙の状況について議論し、外交・安保・経済などに及ぼす影響を分析した。続いて、文在寅大統領主宰で2時間ほどにわたり外交安保関係の長官会議を開催して、NSC常任委員会での議論の結果を報告した後、今後の対応方向について協議した。
この日のNSC常任委員会と外交安保関係長官会議には、カン・ギョンファ(康京和)外交部長官、イ・インヨン(李仁栄)統一部長官、ソ・ウク(徐旭)国防部長官、パク・チウォン(朴智元)国家情報院長、ク・ユンチョル(具潤哲)国務調整室長、ノ・ヨンミン(盧英敏)大統領秘書室長らが出席した。
韓国大統領府は会議を終えた後、記者会見を通じて「政府は、米韓外交当局との間の疎通と協議を安定的に継続しながら、堅固な米韓同盟をもとに、米韓関係の発展と朝鮮半島平和プロセス進展のための努力に、空白が生じないよう協力していくことにした」とし「これと関連して、米韓間の既存の外交日程を予定通り推進し、緊密な協力を維持することにした」と明らかにした。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 99