統一部のチョ・ヘシル副報道官はこの日、定例会見を通じ「米大統領選挙で誰が当選しても、南北が朝鮮半島問題の当事者としてより重要な役割を果たすことができる南北の時間が近づいてきている」と述べた。
また、「われわれは北朝鮮と共に朝鮮半島の生命・安全共同体を作るため、積極的に努力する準備ができている」と強調した。
イ・イニョン統一部長官もこの日午前、ソウルのロッテホテルで開かれた「南北生命共同体の実現と平和経済の学術フォーラム」開会辞を通じ「今回だけは米国にどんな行政府ができても朝鮮半島の平和プロセスを揺るぎなく持続する」と述べている。
チョ副報道官はこうした長官の発言の背景について、「現在、米大統領選挙が終わる過程に入っており、南北関係の改善に新たな機会と解決法を模索できる環境が作られている」と説明した。
また、「北朝鮮が米大統領選挙の結果により朝鮮半島情勢の変化を誤判しないよう、朝鮮半島の状況を安定的に管理するため努力する」とし、「南北・米朝間で合意した事項を着実に履行する、非常に転向的で柔軟な意思を北朝鮮側に示せることを期待する」と強調した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85