朴智元韓国国家情報院長、菅義偉首相と会談…文在寅大統領の「正常化の意思」を伝達

韓国のパク・チウォン(朴智元)国家情報院長が10日、菅義偉首相と会談した。菅政権発足後、韓国政府高官との会談はこれが初めてだ。

朴智元院長はこの日午後、首相官邸を訪れ、菅義偉首相を表敬訪問した。

NHKによると、菅義偉首相は、新型コロナウイルスのパンデミックにも長い間にわたり、日韓関係に関与してきた朴智元院長の訪問を歓迎した後、対北朝鮮問題など、両国の懸案について議論した。

菅義偉首相は、特に「北朝鮮への対応において、日韓と日米韓の連携は不可欠だ」と強調し、両国は北朝鮮への対応について、緊密に協力していくことで一致した。

一方、両国最大の懸案である太平洋戦争中の徴用賠償問題と関連して、菅義偉首相は、韓国側が健全な関係に戻していくきっかけをつくるように改めて求めたとNHKは伝えた。