キム・ヒョンジュン(SS501) の最新ニュースまとめ
最高裁は12日、チェ某氏がキム・ヒョンジュンを相手取り提起した損害賠償請求訴訟で、チェ氏に対しキム・ヒョンジュンに1億ウォン(約940万円)を支払うよう判決を下した原審を確定した。
チェ氏は2015年4月、「キム・ヒョンジュンの暴行で流産し、妊娠中絶を強要された」という理由で16億ウォン(約1億5000万円)の賠償を求めて、キム・ヒョンジュンを相手に訴訟を提起。これにキム・ヒョンジュンも同年7月、「チェ氏が虚偽の事実を暴露し、合意事項を破った」として、同額を請求する訴訟を提起した。
一審は「チェ氏がキム・ヒョンジュンから暴行され流産し、キム・ヒョンジュンが人工妊娠中絶手術を強要したという証拠がない」と判断した。
一方、キム・ヒョンジュンがチェ氏を相手に起こした訴訟部分については「芸能人として活動するのが困難なほどイメージに打撃を与え、名誉を毀損した」として、チェ氏がキム・ヒョンジュンに1億ウォンの慰謝料を支払うよう判決を下した。
チェ氏とキム・ヒョンジュンともに一審の判決を不服として控訴。しかし控訴審は一審と同様の趣旨と判断した。
最高裁も原審の判決が正しいと判断。裁判所は「チェ氏が摘示した事実は虚偽だと認められる。チェ氏がキム・ヒョンジュンの暴行によって流産した事実はない」と述べた。
裁判所は「チェ氏とキム・ヒョンジュンの関係、キム・ヒョンジュンの暴行、キム・ヒョンジュンの状態などを総合的に考慮すると、チェ氏がキム・ヒョンジュンの暴行で流産したと考えた可能性がある」とし、「インタビュー当時、記事に虚偽の内容があったとまでは認められないが、必要な確認や措置を怠り、記事内容が虚偽だとわからなかった過失が認められる」とした。
続けて「チェ氏が故意に虚偽事実を摘示し、キム・ヒョンジュンの名誉を毀損したとの原審の判断は適切ではない」としながらも、「チェ氏が過失で虚偽事実を摘示し、キム・ヒョンジュンの名誉を毀損したと判断し、損害賠償責任を認めた原審の判断は正当だ」と説明した。
さらに最高裁はこの日、チェ氏の詐欺未遂及び出版物による名誉毀損容疑では罰金刑を確定した。
これに先立ち検察は、チェ氏を「メッセンジャーの対話内容を一部削除し証拠を操作して訴訟を提起した容疑(詐欺未遂)」と「操作された証拠を記者に提供し、虚偽事実でインタビューを受けて放送に報道されるようにした容疑(出版物による名誉毀損)」で起訴した。
一審は、詐欺未遂容疑を認めながら「訴訟詐欺行為が未遂にとどまり、犯行に至った経緯に酌量するだけの事情がある点、キム・ヒョンジュンとの間に生まれた幼い子どもを1人で養育している点を考慮した」として、チェ氏に罰金500万ウォン(約47万円)を言い渡した。
一方「2回目の妊娠とキム・ヒョンジュンの暴行によって流産したというチェ氏の主張を虚偽とするには立証が不十分で、誹謗(ひぼう)目的よりは自身を保護するために情報提供したとみられる」として、名誉毀損容疑については無罪を宣告。二審も一審の判決を維持した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 2