キム国会副議長　新南方政策協力国インドネシア訪問…明日出発＝韓国

韓国のキム・サンヒ（金相姬）国会副議長が新南方の協力国であり、ASEAN最大国家であるインドネシアを訪問する。 

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20日、国会によると、キム副議長は21日から4泊6日の日程でインドネシアを訪問し、上院と下院副議長、国民評議会議長団を表敬訪問し、インドネシア経済調整部長官とASEAN代表部大使に会う。インドネシア議会の女性議員をはじめ韓国企業家、現地の韓国人たちとも懇談する。 

今回キム副議長のインドネシア訪問は、政府の‘新南方政策プラス’の発表をきっかけに、両国間の特別な戦略的パートナー関係を深め、核心協力分野の進展を引き出すための議会外交の一環だ。韓国政府は12日、韓-ASEAN首脳会議で、新型コロナウイルス以降、各国の環境変化と協力需要を反映した新南方政策プラスを発表している。 

キム副議長は、一日の間、現地の新型コロナウイルスの防疫手続きを経た後、インドネシア議会の女性議員らとの懇談で歴訪公式日程を消化する予定。キム副議長はこの席で、アジア諸国で女性の権益増進と政治参加拡大のために、両国の議会が共に努力しようという点を強調する予定だ。続いてアイルランガ・ハルタルト経済調整大臣に会い、両国間の経済協力増進案を議論する。

ASEAN代表部を訪問しASEAN大使らとも懇談する計画だ。この席では、政府のRCEP（東アジア地域包括的経済連携）の署名を契機に、今後東アジア貿易・投資拡大と多国間経済協力強化案が議論されるものと思われる。インドネシアはRCEP首席代表会議の議長国でもある。 

インドネシア議会の主要関係者とも連鎖会合する。キム副議長はバンバンスサトヨ国民評議会議長およびアジス下院副議長とそれぞれ会い、両国の議会および政治分野の交流拡大方案を議論する。朝鮮半島平和プロセスと非核化に向けた国際社会での支持と協力も呼びかけする予定である。 

キム副議長はインドネシア現地の現代自動車工場を訪問し、現地で働いている韓国企業家や現地の韓国人と懇談し、ネック事項も聴取する予定である。インドネシア現地には、約2100の韓国企業と2万3000人の韓国人が居住している。 

今回の歴訪は共に民主党のナム・インスン、クォン・インスク、ミン・ビョンドク議員、国民の力ヤン・グムヒ、イ・ヨン議員などが同行する。