“PRODUCE”投票操作騒動に揺れる「IZ*ONE」、逆風へのカギは“屈しないカムバック”と温かい関心(画像提供:wowkorea)
“PRODUCE”投票操作騒動に揺れる「IZ*ONE」、逆風へのカギは“屈しないカムバック”と温かい関心(画像提供:wowkorea)
Mnetの「PRODUCE 101」シリーズに関連する論争が連日話題を集めている中、とばっちりが何の罪もないガールズグループ「IZ*ONE」に飛んでしまい、歯がゆさを招いている。「IZ*ONE」のメンバーたちの過ちではないにもかかわらず、非難を浴びている現実が残念でならない。

IZ*ONE の最新ニュースまとめ

今月18日、ソウル高裁刑事1部(チョン・ジュンヨン、ソン・ヨンスン、カン・サンウク部長判事)は、Mnetの「PRODUCE 101」シリーズの制作スタッフに1審と同様に量刑を言い渡した。裁判部も「悔しさの中で脱落した練習生たちは一生トラウマを背負い生きさるをえない。被害練習生が誰なのか明かになってこそ、実質的な被害補償が可能だ」と述べ、脱落した練習生たちの名前をすべて言及した。

これと関連して、同日午後Mnet側は「裁判所の判断を尊重し、今回の判決結果を謙虚に受け止めている。大きな社会的物議を起こした点を今一度謝罪申し上げる。私たちによって深く傷ついた被害練習生およびそのご家族の皆さんにも申し訳ない気持ちを禁じえる道がない」と謝罪した。それだけでなく、Mnetは「今回の事件が発生した後から自主的に把握した被害練習生の皆さんに対して被害補償の協議を進めてきた。一部は協議が完了し、一部は進行中だ。すべての被害練習生の皆さんには最後まで責任を取り、被害補償が完了できるよう最善を尽くす」としながら、今後の計画を説明した。

しかしこの公式表明が公開された後、一部のネットユーザーたちが被害補償と関連した具体的な方法を要求することに加え、今年12月にカムバックを予告した「IZ*ONE」(クォン・ウンビ、宮脇咲良、カン・ヘウォン、チェ・イェナ、イ・チェヨン、キム・チェウォン、キム・ミンジュ、矢吹奈子、本田仁美、チョ・ユリ、アン・ユジン、チャン・ウォニョン)のメンバーたちへの良くない話の数々を次々とぶちまけた。何の過ちもない「IZ*ONE」にありえない汚名を着せたり、カムバック活動に対して後ろ指を差したりもしている。

このような話題や憶測が続くと、Mnetが再び乗り出した。今月19日にMnetは「『IZ*ONE』は予定通りに12月7日にニューアルバムをリリースし、同月6日に開催される『2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)』にも出演する予定」だと明らかにした。そして「今回“PRODUCE”の事態の責任は全面的にMnetにある。Mnetはすでに活動をしながらそれぞれの夢を育てている『IZ*ONE』を最善を尽くして全幅的にサポートする」と付け加えた。

事実、その通りだ。「IZ*ONE」が今回のことによりカムバックの計画をキャンセルしたり、活動を中断する必要がない。もしそうするのなら、すでに明確な結果が出てはいるが、むしろ“PRODUCE”の話題を相当部分認めて屈服することに見えるからだ。今は「IZ*ONE」を非難するよりは応援してあげる時だ。彼女たちもそれなりの傷と苦痛があるはずだ。

「IZ*ONE」のニューアルバムのリリース日はすでに決定され、カムバックに先立ちファンたちに会う準備も終わった。果たして「IZ*ONE」がこれから披露する新しい音楽世界観とパフォーマンスとは、過去の痛みを乗り越え再び飛翔し、K-POPのステイタスを輝かせる歩みに期待が高まっている。


IZ*ONE ENOZI Cam EP.78
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